【東野圭吾】人にオススメしたい小説作品「秘密」【ネタバレ】

公開日:2020/7/4 最終更新日:2021/2/20

こんにちは!ナガタロックです!

私の趣味の1つは読書です。

大体週に1冊のペースでかれこれ15年くらい?続けているのですが、

そんな私のオススメの書籍を紹介します!

1回目なんで、やっぱり1番大好きな作品を紹介したい!!

って事で紹介するのはコチラ

「秘密」

東野圭吾著

めっちゃめちゃ有名な作品なので、今更感ありますね!

ただ私が東野圭吾さん、もとい本にのめり込んだキッカケの作品であります。

私の東野圭吾作品のジャンルとしては

本格ミステリーから社会派小説まで幅広く展開しているのは周知の事実ですが、

私の最近の東野圭吾評を一言でまとめると

答えのない問題提起をかまして思考を袋小路にさせる御大

なわけです。

「もうどうしてこんな話書いてくれちゃうの〜・・・」

って気分にさせて、行き場のない感情を提供してくれる作品が非常に多いです。

1998年に刊行されたこの作品はその感覚の走りのような作品です。

ネタバレ含みます!また先入観を持って読みたくない方はご注意ください!

ではではこの作品はこんな方にオススメです!!

・男性登場人物に感情移入出来る方

・ファンタジー要素が受け入れられる方 ※この耐性の有無が前提です!

・涙したい方

〜あらすじ〜

主人公は杉田平八。妻・直子と娘・小学5年生の藻奈美と暮らしている平凡なサラリーマン。

ある冬、直子と藻奈美が実家の長野に帰省する為に乗ったスキーバスが崖から転落してしまう。直子は死亡が確認され、藻奈美も外傷こそないものの植物人間状態となってしまい、絶望の淵に陥る平八。

妻の葬儀の夜、意識を取り戻した藻奈美の体に宿っていたのは直子の魂だった・・・

そんな奇妙な現象を受けた夫婦の生活が始まる。

杉田夫婦だけの「秘密」を世間には隠しながらの生活が始まります。

まず、なぜこの作品が「男性に感情移入出来る方」にオススメなのかというと、同じ秘密を共有する杉田夫婦ですが、

・奇妙な現象を体感し、第2の人生を歩み始める妻・直子

・その横にいる夫・平八

という立場の違いにあります。この平八視点でストーリーが進められて行きます。

あくまで直子は「小学5年生の藻奈美」と繕って生活を心がけます。

周囲に内状がバレないように第2の人生を過ごしていく中で、

人生に置いて「あの時ああしておけばよかった」(誰でも思うことが1つや2つありますよね?)

後悔を取り返す事も出来るわけです。

勉学に置けるアドバンテージもあれば、「若さ」も取り戻すことが出来ました。

そんな直子に、平八は「嫉妬」してしまうんですよね・・・

妻・直子の心情としては、

・平静を装って、藻奈美として生きていく義務感

・人生をやり直す

という2つの思いが入り混じります。

直子に対して、「夫」でいるべきなのか?「父」でいるべきなのか?

葛藤にも悩まされますし、夫婦の夜の営みも出来ません。

営みに関しては、直接出来なくても「手伝おうか?」的なノリで直子も気を使ってくれますが、見た目は「小学生の娘」です。自制心が邪魔をします。。

中学生、高校生へと成長をしていく中で、妻への嫉妬が行動としてエスカレートしていってしまう平八。。

・直子へアプローチをかけてくる男性学生との現場に立ち会って連れ戻したり

・直子の部屋へ盗聴器を仕掛けたり

「平八さん!!そんなことしちゃダメ〜!!><」

と思いつつも、

どこか理解が出来てしまう平八の行動がホントにホントに歯痒いです!!!

数々の事件を経て、夫婦の距離は遠ざかっていってしまうのです(切ない・・・)

ただ、加害者の方にも深〜〜〜〜〜〜い事情があって(この辺が人の感情を複雑にさせる東野圭吾さんらしさ)平八の心に変化が表れます。

藻奈美の「父」として生きていく事を決めた平八は、その夜初めて直子の事を

藻奈美

と娘の名前で呼びます。(むっ胸が苦しい・・・)

それを受けた直子は、泣いてその晩は部屋に篭ってしまうのですが、

次の日に異変が!

なんと5年ぶりに「藻奈美」の人格が戻ってきたのです。

当然状況が理解出来ない「藻奈美」ですが、

眠りにつくと今度は「直子」の人格が戻ってきます。

理屈では分かりませんが、2つの人格が共存しているような、平和な二重人格?のような状況になります。

新しい夫婦生活は、思いの外うまく行き徐々に藻奈美の人格も安定してきて

藻奈美でいる長くなってきます。

藻奈美の人格への完全回帰を悟ったのか、

ある日直子は初めてのデートでいった場所へ平八を誘い、

そこで平八に別れを告げます。。

次の日目を覚ますと、人格は「藻奈美」で

それから「直子」の人格が現れることはありませんでした。(さようなら・・・妻よT_T)

時を経て、藻奈美も結婚となります。

本当の娘を送り出す気持ちで式当日を迎える平八ですが、

ある事に気付きます・・・・・

それは夫婦でしか知らない、2人だけの秘密・・・

「秘密」ってそういう意味だったんかーい!!!

と叫ばずにはいられない結末を迎えるのであった。。

夫婦の愛に涙はせずにはいられない

そんなラストに読後は2時間くらい放心状態

この「タイトルが後から効いてくるパターン」の作品って多いと多いますが、

そんな中でもNO.1の衝撃でした。

「東野さん、あなたはなんでこんな・・・人の心を揺さぶって、かき混ぜて、シェイクして、、飲み干して、、な感情にするのよ!!」

やっぱり天才だ。また読みたくなってきた〜〜〜!!

心がシェイクされるのに〜〜〜!!!

知人にオススメの本を聞かれた時に

この作品をオススメするのですが、

男性と女性で評価がハッキリ分かれます。

やはり物語の視点が夫・平八視点だからなのか?

妻・直子視点でも同じくらい心の葛藤があったはず

その視点からの物語展開なら女性の評価も変わりそう。

とにかく私が1番心揺さぶられた作品に間違いありません!!

ではでは〜(^^)/


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2020年より「RaiseTech」にてプログラミング学習を開始
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